CASE

kesemo portion

高価格帯消費財のユーザへの歩み寄り方

気仙沼市が主導する水産加工品ブランドのマーケティング支援

ISSUE

高価格帯消費財の購入障壁をいかに下げるか

SOLUTION

1回分の使用量で販売し、ユーザの利用シーンを広げる

OUTCOME

今春発売予定

SERVICE

 事業戦略

 ブランディング

 商品企画、開発

 CI、パッケージ、グラフィックデザイン

地産ブランドが抱えるジレンマ

クライアントはブランドの立ち上げから参画している気仙沼市主導で立ち上がった水産ブランドkesemo。

既にホヤのソース、醤油、三陸ワカメのドレッシング、フカ(サメ)のコラーゲンの化粧品4製品が既に発売されている。

これらの製品は調味料選手権日本一を始め、数々のコンテストでの受賞歴があり、ユニークな水産資源を活かした質の高い加工品としてその評価は高い。

その一方で、本製品に対する顧客の興味関心は高いが、素材や商品自体がユニークであるために顧客にとって未知であること、一般の製品に比べて高価格帯に位置することから、特に本製品の主戦場である土産物屋で手が伸びにくいことが課題であった。

購入障壁を下げるだけでなく、利用シーンを広げる

製品自体のクオリティは折り紙つきであることから、トライアルを目的とした購入の障壁を下げるために、1回分の容量で販売することを企画。具体的には、全ての製品をポーション状のパッケージでデザインを行い、気軽に支払える価格にリパッケージを行った。このポーションパッケージは購入障壁を下げるだけでなく、顧客の利用シーンを広げることにも大きく貢献している。

具体的には、少量を自宅で試すだけでなく、同一種類の製品を複数購入し職場で配る(=kowake box) 、全種類をひとつずつ購入し気仙沼ならではの体験を贈る(=trial set )ことができる。

クライアントサイドにとってもポーションパッケージのメリットは大きく、無料サンプル配布の販促コストを収益化することができる。

 

この少量パッケージの試みは本プロジェクト固有の課題に対してのソリューションであるが、他の地方でも同様の課題が散見されることから、その汎用性は高いと考えている。

ユーザに寄り添いつつ、企業にとってもメリットの高い取り組みであるため、これからも積極的にパッケージの少量化を様々な場面で推し進めていきたい。

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