Flagship

Articles related to flagship

フラッグシップデザインの原体験

September 4, 2017

今回はフラッグシップということを考えるきっかけとなった、私たちの原体験について書きたいと思います。

 

その原体験とは、このサイトの「Project」にも掲載している「osusowake」というプロダクトです。

このプロダクトは、「SUNTORY midorie design contest 2009」の応募がきっかけで生まれたものです。

このコンテストは、サントリーの環境緑化事業会社 ミドリエ が主催し、当時発売間もなかった土に代わる新素材パフカル の活用アイデアが求められました。

パフカルの特徴として「清潔」「軽量」「よく育つ」等の特徴が挙げられていましたが、私たちは「カットして手軽に分けられる」という特徴に着目し、「緑のおすそわけ」というコンセプトでプランターをデザインしました。

この応募案が幸運にも審査員の方々の目に留まり、600以上の応募案の中から最優秀賞を受賞することができました。

このコンテストでは製品化のインセンティブはありませんでしたが、当時の社長に直談判し、プロトタイプを共同開発しました。

 

 

 

このプロジェクトでは、下記3点が達成できたことが自分たちの満足に繋がったと考えています。

 

 1.ユニークな価値の創造

 2.企業ビジョンの具現化

 3.一貫したデザイン

 

1.ユニークな価値の創造

当時パフカルは土の代替となる新素材として説明されていましたが、価値自体にはユニークネスがありませんでした。その状況に対して、この企業が想定していない価値を提示することができました。8年経った今でも他に例がなく、当時のインパクトは非常に大きかったと考えられます。

 

2.企業コンセプトの具現化

「緑の意味を、緑の価値を、変えてゆく緑」がこの企業のコンセプトです。このコンセプトを意識してアイディアを考えることはありませんでしたが、osusowake は、結果的に正にこのコンセプトをカタチにしたプロダクトとなりました。

 

3.一貫したデザイン

ネーミング/価値/イメージ/ストーリ- を何かを犠牲にすることなく一貫性をもってデザインすることができました。
 

ネーミング:osusowake

価値:育てて配れる

デザイン:(CG参照)

ストーリー:分けたミドリを新たなパフカルに繋げることで、ミドリを受け継ぐ/増やす

 

残念ながら販売には至りませんでしたが(当時はまだまだ経験が不足していました)、8年後の今でも再度チャレンジしたいと思えるくらい、アウトプットに満足できたプロジェクトです。

(最近お会いした方にも、今からでも遅くないのでは、とコメントをもらい勇気づけられました。)

弊社はアナログ案件が多数なので、このプロジェクトに限らず今からでも実行したいアイディアが眠っていますので、機会をみて公開できればと思っております。

なぜ満足てきているのか、最近まで言語化することができませんでしたが、kenma のコンセプトを考える時に改めてこのプロジェクトを振り返った結果、「フラッグシップ」にたどり着くことができました。

 

Archives全体に戻る
 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

フラッグシップのフレームワーク

September 8, 2017

1/3
Please reload

最新記事
Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
Please reload

© 2013 - 2016 kenma Inc. All Rights Reserved.

  • Grey Facebook Icon
  • Grey Twitter Icon
  • Grey Google+ Icon
  • Grey Instagram Icon

株式会社kenma
〒 169-0075 東京都新宿区高田馬場3-27-15

kenma Inc. 3-27-15 Takadanobaba, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0075