
すごいアイデアーー「尖らせて売る」ビジネス発想の公式

才能・感性・センス不要。発想に自信がない方に特にお勧めしたい書籍です。
新しいビジネスを考えようとしても、斬新なアイデアが出てこない。あるいは、面白いアイデアが生まれても、事業化を進める過程でそのアイデアがどんどん丸くなってしまう…。こんな経験はありませんか。ユニークなアイデアを活かして「売れる」プロダクトへと仕上げることは、簡単ではありません。しかし、その悩みを解決するための道筋として、本書では「公式」を紹介しています。
【書籍概要】

序章
アイデアづくりの原則
本書における「すごいアイデア」とは、「独自性」と「市場性」が両立していることを指します。 ここではまずアイデア発想の前に押さえておくべき「アイデアづくりの本質」を理解した上で、「すごいアイデア」を判断するための「基準」とそれを生み出すための「手順」について、独自の公式を用いて解説します。

第1章 発想する
〈独自性〉の創出
ここでいう「独自性」とは、競合商品との間に差異がある、またその差異が圧倒的であるアイデアと定義します。重要なのは、闇雲にアイデアを出すのではなく着眼点で勝負すること。ここでは「独自性」を構成する2つの要素とその創出方法について、具体事例を挙げながら解説します。

第2章 定める
〈市場性〉の要件化
前章でつくり出した独自性のあるアイデアに、「市場性」をプラスするために必要な要件の定め方を解説します。ここでは顧客数を増やすことに焦点を当て、満たすべき要素を3つにまで絞り込みます。さらに、「独自性」と「市場性」の両立をより確実にするために、この各3要件で顧客数を飛躍的に高める方法をお伝えします。

第3章 見極める
要件を満たす〈独自性〉の選択
どれだけ優れたアイデアを発想できても、選択を誤ると事業の成功は難しくなります。そのため「独自性」と「市場性」の両立には、アイデアが要件を満たすか否かの検証が不可欠です。本章では、定めた「市場性」の要件を基にいかに「独自性」を選択するかについて、具体事例 を挙げながら解説します。

補論 wemo
〈独自性〉と〈市場性〉の両立事例
最後はこれまでに説明したアイデアのつくり方を踏まえながら、kenmaが手がけた商品「wemo」を例に、具体的な内容を詳しく解説します。「公式」の手順を繰り返しながら「独自性」と「市場性」を両立させるまでのプロセスを大公開。kenmaのフラッグシップ開発の流れがわかります。





